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研究が進む難治性がん

看護師

早期発見の困難さ

すい臓がんと言えば早期発見が困難な病であると言われていることは、ご存知の方も多いと思います。 理由の一つはすい臓の場所にあります。 ちょうど胃の後ろに隠れるような位置にあるため、検査の撮影画像を用いても、仮にすい臓がんを発症していたとしても発見しづらいのです。 またかなりの深刻化、あるいは転移を伴うまで、自覚症状があまりないことも理由として挙げられます。 他にもリスクはあり、すい臓の近くに血管やリンパ腺があるため、それらを通した全身への転移の恐れが高いということも言うことができます。 腹膜播種と言い、お腹に言わば種がまかれるかのように、がん細胞がばらまかれてしまうことも危険性のある転移の一つです。 ばらまかれたがん細胞が接着剤のような役割を果たしてしまい、離れるべき腸と腸をくっつけてしまうこともあります。 そうして腸の本来のはたらきを妨げてしまうという別の問題を引き起こすこともあるのです。

増える承認新薬

難治性がんというのは、その深刻さ故に数多くの研究者が世界中に存在します。 治療が難しいすい臓がんではありますが、しかし数年前より選択できる薬が増えていることも事実です。 新しく承認された薬により、治療成績も上がってきています。 数年にわたって認められてきた治療薬を、複数組み合わせ、治療効果を上げることを試みることもあります。 現在も各国で競って治療薬を研究中であり、今後も新薬は増えていくことと思います。 また、前項で述べたすい臓がんの転移のリスクの一つ、腹膜播種ですが、腹膜にばらまかれたがん細胞を浄化する薬も試験されています。 この浄化により、腸のはたらきをある程度正常に戻すことができれば、さらに治療効果が高まることも期待できます。

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